2017-02-07 19:19 | カテゴリ:イラスト
白衣さん表紙04


そんなわけで、拙作 『白衣さんとロボ』 第①巻が、竹書房から発売になりました(Amazon)。

本屋さんの平積みに見当たらないよーと言う方。新人作家なんてそんなもんです。

背ざし陳列の棚も見てください。

黒と白の飾り気のない背表紙です。白衣さんとロボのシルエットが目印ですね。

そこにもなければ・・・ぜひご注文を。




さてブログの本格更新も久々ですし、これを機会に作品をちょっと振り返ってみようかと。


2013年4月頃、本腰を入れて4コマ制作をしてみようと思い立ち

ちょうどいいので完全デジタル化を目指してコミスタを導入。

今までモノクロはアナログ一辺倒だったのを画材を全部捨てて強引に切り替え

毎週一本(6ページ)読みきり作品を制作するという荒行に入りました。

最初の一月ほどは思うようにいきませんでしたが、夏前にはなんとか人に見せられる作品が出来、

4コマ誌の新人賞コーナーやPixivに投稿を開始。

何度か「あと一歩」とのコメントや、数ページのみの掲載をさせていただいた後

『白衣さんとロボ』のプロトタイプが竹書房新人4コマ杯にノミネートされ

改稿版の読みきり掲載でデビューさせていただきました。



これが「まんがライフオリジナル」2014年1月号のこと。

その半年後、同じく「ライオリ」8月、9月の2ヶ月連続掲載。

余談ですが、話をもらってすぐ6ページのネームを2本あげたのですが、

誌面でもらえたのは各4ページだったので没。(うち一本は「白衣さんと夏の終わりの」回)


そのあと・・・特に編集部からの音沙汰がなかったので

「あ、人気なかったんだな」と自分の中でお蔵入りにし、一旦『白衣さんとロボ』は終わります。



もっとも、その間も「週一本制作」は続けていたので、色々なタイプの作品を描き

『おおきなのっぽの、』他、雑誌掲載もちらほらとありつつ

徐々に自分の作風を確立していきました。(くわしくはPixiv参照)




そして約一年の沈黙を破り、2015年晩夏『白衣さんとロボ』は「まんがライフ」に場所を移して復活。

(正直かなり意外)



3ヵ月連続読みきりを経て2016年2月号から連載開始となりました。

制作スケジュールは講談社シリウスの『おおきなのっぽの、』の連載開始とだだかぶりだったので

初連載なのにどうしようと困惑したものの

「要は期日までに描けばいいんだ」と開き直って乗り越え、今に至ります。



そんなわけで、『白衣さんとロボ』はデビューの初期作から連載まで約2年かかっており

しかもそのうち一年は全く新作のない空白状態があります。

単行本だと3話と4話の間にあたり、ご覧になれば解ると思いますが絵の練度がだいぶ違いますね。


まあ、マンガ描き初めて数ヶ月と2年では違って当たり前ですけど。

でも面白いのでキャラの変化をちょっとだけ。


白衣さん変遷02




前もどこかで話しましたが白衣さんは自分が苦手であり上達したい要素

すなわち「長髪」「ぱっつん」「セーラー服」「白衣(背広)」を全部集約したデザインなので

現在に至るもものすごく描きにくいキャラです。

白衣さんがショートヘアでTシャツ短パンのラフな恰好だったら作画時間は半分になるでしょう。

(もはや「白衣さん」ではないですが)



彼女は外見よりもキャラ性格が変わって見えますね。まるくなったという意見もちらほら。

初期、特に初回はクールで無口・無表情でラストにちょっと感情が見える程度でしたが

現在ではかなり感情豊かな変な人になっています。

これはぶっちゃけると連載用の作品ではなかったのを途中から軌道修正したからです。

(二人のパワーバランスを調整、キャラ特性や得意分野の強化)

とはいえ、設定や性格、行動原理は変わっていません。

ロボとの掛け合いをストレスなく見せられるようにリアクションをちゃんととらせているだけです。

それに正直めんどくさがりでノリが悪いと話が転がらないですから。ある程度はね。


実際は前よりロボに対して乱暴になってます・・・あんまりよくない傾向ですが。


ロボ変遷

ロボはプロトタイプ版の最初が異様なだけですぐに現在に近い形になりましたね。

実際「手」の形を鋏かミトンにするか考えただけで基本デザインはほぼ一発描きです。

まあ、ぱっと見てレトロなロボットだとわかる古典的なデザインですね。似顔絵も描きやすいでしょ?


ロボデザインの肝は表情を如何に出すかという事ですが・・・

これは漫画表現(汗とか)や口の位置や大きさを微妙に変えること、アンテナの形、

体全体のポージング、それから逆に「顔を見せない事」で表現しています。

初期案では表情が大きく変わるギミックがあったのですが、便利すぎて面白くないので別機能にします。

今後出るかはお楽しみ。




ご存知の通りこの作品は基本的に二人のみで進行する、キャラ成長のないお話です。

初期構想では磐石のこの二人に、例えばこのような・・・


白衣さん・お嬢様02


ゲストキャラがからむ形式だったのですが、

白衣さんとロボの掛け合いこそが面白いとのことだったので、余程でない限り登場はしないでしょう。

そのかわり家電軍団が出ますけどね。




今回、めでたく一巻が発売となりましたが、そこは世知辛い4コマ業界

連載がどこまで続くかもわからず、未収録話があっても続刊が出ないという事態も多々あります。


白衣さんが怠けないよう、ロボの部品代が尽きないよう、みなさんも応援してくださいね。

白衣さんシルエット
2017-01-15 07:41 | カテゴリ:イラスト
白衣さん広告


2017年2月7日に竹書房より発売です!


そしてあけましておめでとうございます!

2016年年末から諸々仕事をしつづけて今ようやく一息つけました。

自分のお正月は今日からです。
2016-12-17 19:51 | カテゴリ:イラスト
おおきな単行本1

2017年1月6日、講談社シリウスコミックスワイド版(A5)にて発売です。



いわゆる「4コマコミックス」サイズで、シリウスレーベルとしては初らしいので、書店様によっては

4コマコーナーに陳列されるかと思われます。

通常の4コマ雑誌なんかだと月刊連載6~8ページ(雑誌またぎで月2、3本の作品もあります)のところ、

本作においては毎号2本同時掲載(12ページ)を基本にさせていただいたため、早い発売になりました。



人生初の単行本、多分この業界での明確な一里塚だと思われますが

正直、やっと基本情報がそろいはじめたな、というところです。

多分ここからが主人公の蛍をはじめ各キャラクターが命を吹き込まれていく「本番」でしょう。



PS 「白衣さんとロボ」の単行本も決定しました。「おきのぽ」のひと月後の発売です。


2016-09-29 22:24 | カテゴリ:イラスト
メジェドMC
ENSOKU『メジェドさん』

初出がほぼ三年前という古い作品「単発メジェドさん」がモーションコミックになりました。

わりといろんなところで見られる、漫画の絵がそのまま動くというコンテンツです。

なんとなくは仕組みを知っていたのですが、実際自分の絵が動いているのを見ると

「あれ、これどうやってるの?」「大変そう」と驚くことばかりですね。

ちなみに、現在雑誌連載中のキャラも出ています。かなり古い絵ですけれど・・・

メジェドMC02
メジェドMC03

メジェドさんの過去作はこちら


ちょっと気になったのは「声」の問題です。

制作が決まった一昨年の春の段階で音響関係の検討という事で意見を求められました。

「メジェドさんの声のイメージはどんなものでしょうか」

「サイレントマンガなので声はいりません」

完成した今月

「出来上がりました。後から声をつけることもできますが?」

「いい出来ですね。このままで声はいりません」

・・・コンテンツ的にはやっぱり声優さんの活躍の場を作るほうがよかったんですかね。

でも作品としてはどう捻っても不要ですし。どうなんでしょうか。

個人的にはメジェドさんの声は低くて渋い男性の声です。

ガタイもおおきいし、基本ゲストは若い女性キャラですしね。




今回、20本以上あるうちから制作側に10本選んでもらいました。

まあ、続編があるかは全く未定ですが、漫画の新作は思いつき次第制作しようと思っています。



最後に、MC化にもれたけど好きな一本。

ゲストキャラは「おおきなのっぽの、」のお友達まるちゃん。

メジェドMC04

アニメには向いてないかな。










2016-08-03 18:14 | カテゴリ:イラスト
『おおきなのっぽの、』初期作品
告知イラストjpg

『駄菓子シリーズ』・夏セレクト
ガリガリ君



なんかあっという間に月日が経ってしまいました。

この夏あたりには生活(作品制作)も安定できてるはず・・・とか思っていたのですが

ちょっと私生活の方でごたごたが続いていまして、夏いっぱいは面倒な日々になりそうです。

秋が深まるころ、連載一周年までにはおちつかないと!

そして仕事以外の作品も制作できるようにしないと!

というかちゃんと単行本出すまでこぎつけられるかが心配です。



とりあえず、『おおきなのっぽの、』初期作品『駄菓子シリーズ』・夏セレクト

PixivにUPしておきます。

新作はなかなか上げられませんが、過去作はちょいちょい上げてますので覗いてください。

こちらとしても過去作から現在作への繋がりを再認識するのはとても楽しいので。