2017-03-24 23:53 | カテゴリ:イラスト
まんがライフオリジナル2017年4月号(3/11発売)掲載分より。

暫定サブタイトル「白衣さんと諸々」

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通常連載とは別のゲスト掲載という形です。



今回に関しては今までのお話を知らない人でも楽しめる、というのが前提です。

なので現在のライフ版とは雰囲気が違うと感じる部分もある…かな?


そんなわけなので、「耳栓」などストックにはあるものの使いどころのなかったネタも

改めて披露しています。



中でも、最もやりたかったのは「夕飯を何にするか」ネタ。

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これは本誌では今さらですが、初見の方にすると

「ロボットが飯を喰うのか」というのが先に立つらしいので

(実際新人賞選考のコメントでもありました)

やっぱりそこが何気に一番注目されるのかな、と。

私の感覚では一緒に暮らすなら食事も共にできないと意味がないと思うんですけどね。

ロボは高性能だなぁ。鯖味醂とはいいチョイス。




以上ゲストとして初見様のための説明を含めたネタです。

とはいえ、それだけでは何かよそよそしいというか、ノリがいまひとつなので

「バケットホイールエクスカベーター」ネタもつっこみました。

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ほんと、響きの良い言葉を連発するだけのネタですが

そのぶん読者の覚えもいいようでなにより。

ライオリ読者の皆さん、ライフ連載の本編もよろしくお願いいたします。





続いて、

まんがライフ2017年5月号(3/17発売)掲載分より。



暫定サブタイトル「白衣さんと牡丹餅」。一部ネタバレがあります。


冒頭のキッツイネタですが、元々はライオリのゲスト用のものでした。

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ライフとライオリに同じ作品が載ってますよーという宣伝&自虐なんですが

先述のようにライオリゲスト版は初見様でも楽しめるネタがいいということなので

急遽本誌の方へ転用しました。



まあ、実際4コマ誌って似た名前の姉妹誌が多くて慣れないと間違っちゃいますよね。

ウチの家族も私の作品が載ってる雑誌を手に入れるのに苦労したようで。

この辺、もう少し何とかなりませんかね?



さて、今回は基本的に時期ネタエピソードです。

いわゆる「春のお彼岸」の時期。

コタツ、花粉症、再登場の雛人形ズなどなど。

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雛人形ズは正直中心のネタを一本まるまる作りたいんですが

ちょっとタイミングを逃してしまいました。機会があれば来年に。


さて、散発ネタで手堅くまとめてもいいんですがちょっと物足りないので

後半にキャラの設定に関わる白衣さんの家族のネタを。

このネタは本作の初期も初期、pixiv時代の第3作になる予定のものからなので

実に3年以上前のものですね。

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とにかく、天涯孤独の身と思われがちな白衣さんにも家族がいます。

状況からすると、数年前までは家族でこの家に住んでいたものの

何らかの理由で現在は白衣さん以外は他所に移り住んでいるということになるのかな?

ここだけの話、家族は全員名前も決まっていますが、現状では多分登場はないでしょう。

(あるとしたら変則でお母さんかお婆さんかな)




まあその編はさらっと流して今回は終了です。

イベントやストーリーなどの連続形式のエピソードと、

テーマを決めての散発形式を交互に披露できたら理想的かなと考えています。




正直言うと連続形式エピソードでキャラが動く方が構成としては楽ですが

4コマとしての在り方がおざなりになる危険性があるのでその辺はうまく制御したいですね。

単に白衣さんとロボが一緒に楽しくすごしてよかったね、じゃ面白いとは思えないので。

毎回何かしら水面下に渦巻くモノを小出しにしたいものです。





それではまた次回。




2017-03-14 11:34 | カテゴリ:イラスト
月刊少年シリウス2017年4月号(2/25発売)掲載分より。

今回は時系列が連続している実質上の前後編です。




第27話

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いつもの面々が風邪でお休みということで

蛍ちゃんが各家庭を訪問してのお見舞い回です。

「保護者は風邪ひいている子に面会させないでしょ」というツッコミはなしで。


今回描きたかったのは普段はほとんど学校のシーンしか登場しない友達の

家庭での姿と、家族設定です。



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丸ちゃん(丸森真理)

何気にPixiv時代最初期から登場している娘なんですが

常識枠で大人しい性格ゆえかほとんど設定が活かされていない不遇の子です。

今回ようやく裕福な家庭らしい事を紹介できました。魔法少女ではありません。

見た目が可愛くおしとやか、成績も良くお嬢様・・・

はやくはっちゃけさせたいですね。


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巴ちゃん(椿巴)

スポーツ好きということで蛍ちゃんたちとは別行動をしている事が多い彼女

夏休み真っ黒に日焼けしたり、雪の中短パンランニングで走り回ったりと

例に漏れず運動バカで成績も惨憺たるものですが

本人としても意外にも風邪をひいてしまいました。

ガラ・・・という引き戸からわかるように昭和的民家住まいの大家族設定です。

父・母・祖父・祖母・兄二人(高校生・中学生)・弟二人(幼稚園児・乳児)

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今回はお兄さんと弟だけが出てきます。みんな同じ顔。

(15話の民宿のおばさんも同じ血統なので似た顔です)

「女の子らしくなりたい」と時おりこぼす彼女ですが、弟をおんぶしてたり

家事を手伝ったりというシーンの描写が一番多い・・・はずでした。

尺の都合で今までほぼ全部ボツになってます。

メインの話を描きたいな。


ちーちゃん(日高千歳)

ちいさなちーちゃんも風邪でダウン。
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でもまあ、この子ならこうでしょうな。わがままきままの平常運行です。

蛍ちゃんとの関係のバランスをもっと突き詰めたいところですね。

あと、お母さんが結構好き。この子も将来こうなるのかな。


赤井くん(赤井衛)

赤井くんの家族は共働きの両親と高校生のお姉さんですが

すれちがいの描写が多いですね。カゼをひいて休んだ今回も同様です。

実際のところ病気の児童をほったらかしにしておくのは如何なものかと思いますが

当の赤井くんも頑なに平気な事をアピールしたんでしょうね。

日高家との対比を若干意識しています。

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少なからず気になる女子がお見舞いに来ても素っ気無い彼

マンガとしてはもったいない状況ですが、リアル小4男子としてはこんなもんでしょう。

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いつも何かしら本を読んだり、遊びにもいかず塾に行ったりと子供にしてはストイックな彼ですが

今回少しだけ自分のスタンスを吐露します。

熱のせいか、相手が蛍ちゃんだからか。



最後にモジャ姉さんとニアミス。

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実は彼女はモブとしてちょこちょこ出演してるんですけどね。







当初、風邪のエピソードとしては今回一本だけの予定でした。

でもやっぱり友達と対比して蛍ちゃん本人の家庭も描写したくなり次の話に続きます。

風邪というよりはいろいろ考えて知恵熱が出たってところですかね。







第28話

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風邪ひき編の後編



お見舞いの甲斐あってか、お友達は元気になりました。でも今度は蛍ちゃんが欠席。
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今年も作った手づくり雛。3月あたりの話という数少ない描写。

なお、去年も今年も4年生です。矛盾は出てきますがそういうもんだとお考え下さい。



病院の先生に、以前の花見の回(6話)のお爺ちゃんを設定していたのですが

尺の関係でボツ。大人キャラにはこういうのが多いですね。ノリ弁さんとか。



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古戸家は現在両親と蛍ちゃんの3人家族です。

ただしお父さんはお仕事で不在がちのいわゆる出稼ぎ状態で

お母さんも稼業を守るためにほぼ毎日おべんとう屋さんを開けています。

悲しいかな自営業、蛍ちゃんが風邪をひいても休むわけにはいきません。

家がだいぶ古いのは・・そういう状況の家庭だからですかね。



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お友達の家庭を見て、自分はどうなのか。

昔(おそらく幼稚園時)に比べて今の境遇はどうなのか。

弱っている所でちょっとだけ疑問に思ってしまうわけです。


「白衣さんとロボ」にも似た描写がありますが、意味合いは違いますね。



このシーンは私個人の経験によるものです。

といっても小学生時代ではなくここ数年のことですが

やっぱり歳を経ると家族の様相も変化してきます。

あのころ食卓を囲んだ顔も、もう半分以上はいません。

新しい顔も増えはしましたが、心のどこかで失った事をいまだに引きずっているんでしょうね。

不安定になると夢に見ます・・・







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そして今の自分にあるものは。


ベタではありますが欠かせないテーマですね。


日常4コマのシリーズものを描こうと決めたときに、まずやっておきたいと考えたのが

当たり前の情景やエピソードを当たり前に直球で描くという事です。

4コマずれしている作品は描いていても読んでいても疲れるので。



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今回なぜか描きたかったコマ

ナツメ球は夜間なんかにつけておく常夜灯で、オレンジ色のアレです。

臥せっている時や眠れない夜の深い思索とまどろみの象徴として

自分の中に深く根付いているもので。




ラストはまあやはり定番ではあります。タイトルにあるように『回帰』。そのまんまです。

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2話続けただけの甲斐のある読後感を演出できたらいいのですが。




最後に、編集さんがつけてくれた柱の文章がいたく気に入ったので。



ちょっぴり弱って、また復活。

前よりもっと、強くなった蛍がいます。





2017-02-26 18:47 | カテゴリ:イラスト
まんがライフ 2017年4月号(2/17発売)掲載分より。一部ネタばれもありますからご注意を。

暫定サブタイトル「白衣さんと白衣さんと」

白衣さん二人02

登場人物が何らかの要因で二人以上に増えるというのはフィクションの定番ですね。

この作品は「珍発明でドタバタ」という話はあまりないのですが

白衣さんが同格・気の合う人間と一緒にいたらどんななのか描きたかったのでやっちゃいました。

こういうのが苦手な方もいらっしゃるかもしれませんがご容赦を。



白衣さんが二人になったらどうなるかは、これまでのお話を読んでくださっている方には

容易に想像できる事でしょうから割愛しますが、

描きたかったのは、それによって白衣さんにどんな変化が現れるかという部分ですね。

完全だと自負しつつ欠点だらけで、なおかつ自尊心が高くて負けず嫌い、どうなるか。





前にもブログに書きましたが、白衣さんは非常に描き難いキャラです。苦手と言ってもいい。

しかし今回は単純に倍以上の白衣さんを描かなくてはなりません。

数えたら6ページ(44コマ+タイトルカット)で70人以上の白衣さんがいました。

なんでこんな話にしたんだろうか・・・

デジタル環境ならコピー&ペーストっていう楽チンな方法があるんですが

実際はそんなものそうそう使い所がないので、結局全部描くはめになりました。

今回、白衣さんがセーター姿なのは作画の省力化と画面のごちゃつきを抑えるためです。




お話に関しては基本ロボが被害をこうむるいつものパターンですが

一番描きたかったのはこのシーンです。

白衣さん二人04

今回の件は別にしても、ロボにとっては彼女の交友関係は気が気でないでしょうね。

仲の良い生身の人間が現れたら、ロボの立場はどうなるのか。

今後も十分ありえることですから・・・




ちょっとひねったのはラストですかね。

よくあるのが一人に戻そうとして更に増える、または今度はロボが増えるというものですが

せっかくなのでオチも描きたいテーマを消化するのに使いました。

白衣さんは成長してはいけないので。

白衣さん二人03

描きたかったシーンその2.

とにかく今回のごちゃついた画面をすっきりさせて気持ちがよかったです。





最後に、発売後に友人からきいた感想ですが

「これって夢オチなの?」

???ちょっと自分としては意外でしたが、なるほど、そう思える部分がありますね。

でもこれは現実です。ロボの気絶も、白衣さんの寝オチも関係ありません。

その証拠に、二人の白衣さんが手をつけた湯飲みとお茶菓子がしっかり残っていますから。






2017-02-14 11:27 | カテゴリ:イラスト
月刊少年シリウス3月号(1/26発売)掲載ぶんから。

第25話

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珍しく大雪が降った翌日のお話で、サイレント回。

元々は通常の4コマでしたが、内容的に遊びまくるだけの回だったので

そんならいっそサイレントで、ということで。

今回いつもと違う点はもうひとつ、普段つるんでいるちーちゃん、丸ちゃんがほぼ出てこず

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こいつらがメインという事です。いろいろ蛍ちゃんに不利な状況。

何故かというと、全員描いていて好きなキャラだけどメインの話には微妙にからませづらいから。

こんな時くらいは活躍させてやろうかなーと。

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小さい子をかばって奮闘する蛍ちゃんの図。

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あとは今回ちょい役で登場の用務員のおじいちゃんも今後活躍させたいなぁ。

連載が続くなら「小学生編」「大人編」と分けて描く当初の形にしようかな。


というわけで、今回はちょっとものたりないと思う方もいるかも。

やっぱりサイレントはあんまり求められていないのかな?

次に描くときはネタ要素やメッセージ性の強い話の回にします。バランス的に。



続いて第26話

バレンタイン回です。

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まあ、小学四年生の話なので結構さっぱりしてます。

よくある手づくりチョコでドタバタ、いざ渡そうとしてドキドキ、男子と女子の意識の差でひと悶着、

なんて話にはなっていません。

・・・すればよかった。

なんていうか、それらは主人公の蛍ちゃんには向いてないように思えるんですよね。

ですのでその辺は次の機会に他のキャラで、という事で。


最後のページ「千歳は赤井君と幼馴染だった!」なんて煽り文句がありますが

その辺はすでに以前から描かれています(単行本収録第9話)。この辺も今後に期待。


今回一番描いていて楽しかったコマ

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特に目立たないモブのお姉さん。特徴もなく完全使い捨てなんですけどこういう人を描くの大好きです。



今回の2本はメッセージや表現したい部分が希薄で自分の中では今ひとつ納得していない部分があり、

できたら修正したいところですね。時間があれば。

宿題がどんどん増えるなぁ。






2017-02-14 10:04 | カテゴリ:イラスト
ちょっとずつでもブログをあげようかなと思いまして。

まんがライフ2014年3月号(1/17発売)掲載分より。

暫定サブタイ「白衣さんと雪景色」

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今回描いていて楽しかったのはなんといっても引き絵とアクション多かった点。

作品の性質として会話メインで舞台がほぼ室内なため、全身図が全く出ない回も多々あります。

一応引き絵やアップの効果、画面余白やフキダシの配置も考えないといけないので

描きたくても描けない場合がほとんどですね。

だから白衣さんの要素のひとつ「ニーソ」も実はめったに描いてないんですよ。



アクションに関しては・・・まあ、白衣さんですからね。

それでも今回はちょっとだけ動きます。それは本編をご覧下さい。

かわりにロボの活躍シーンを。

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アクション特有の激しい効果もなかなかない作品なのでの滅茶苦茶楽しい。

小さい子(ここではロボ)が画面内で動き回るのを描くのは大好きなんですよねー。


もっとも単行本の感想などを見る限り、この作品に求められているかは疑問ですかね。


あとはツイッターにも書いたコレ。

白衣さん雪02

昨年の話(単行本収録「白衣さんと鬼の角」)の中の一本のネタだけの登場でしたが

なんとなく勿体無かったので今年も登場させました。来年もあれば出したいですね。




余談ですが

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このタイトルカット、二人の足跡に被る形で単行本の告知の文字がありますが

描いている段階では全く意識していませんでした。文字が入る予定もありませんでしたし。

単に自分としては「雪」=「足跡」というのが鉄板ビジュアルだったので何の気なく

この構図にしただけなのですが・・・



出来上がった雑誌を見てその予想外のメッセージ性に感動してしまいました。ちょっと泣きました。

そしてテンションも上がって編集さんに伝えました。


素晴らしい仕事をしてくれてありがとうございます!



向こうは「そんな大した事はしてないんですが・・・」と当惑。



ちょっと恥ずかし。でも感動したのは本当ですよ。